2023年9月05日(火) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 丹波地域の小学生が、地元の高校生を“先生”に学ぶ「たんば子ども塾」(丹波青少年本部主催)が7日、柏原高校で開かれ、28人が同校理科部の指導で科学教室を楽しんだ。
 スライムを作るコーナーでは、水が入ったコップにホウ砂を入れ、ホウ砂水溶液を作った。別のコップには洗濯のりなどを入れ、好きな色の水彩絵の具を垂らして色付けした後、ホウ砂水溶液を少しずつ加えながら割りばしでかき混ぜると、次第に鮮やかで弾力があるスライムができ上がった。
 友人と参加した増田結衣さん(中央小5年)は、「スライムがだんだん伸びたり、固まったりしたのが不思議だった」と話していた。

 電気の力で絵を描くコーナーでは、ヨウ化カリウム水溶液に電気を通して、ヨウ素を発生させる反応を利用。絵を描くのが好きという志賀楓菜さん(味間小5年)と山下実沙希さん(八上小5年)は、「何で描けるのか不思議」と話していた。
 高校生の煙上智己さん(1年)は、「子どもたちは想定外の動きをする」と苦笑いしつつも、「一緒に実験したりするのは楽しい」と目を細めていた。

(丹波新聞)

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