2022年7月05日(火) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校(633人)で6月10日、体育大会が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いていることから、3年生の保護者のみという制約はあったが、3年ぶりに参観ブースを設けたほか、ブロック対抗からクラス対抗へと1チームの規模を縮小して応援合戦も復活。コロナ禍の中であっても、感染防止の工夫を凝らしながら高校生活の思い出の一ページをつづった。
 リレーや綱引きなどの定番種目をはじめ、同校オリジナル競技「柏高タイフーン」などで盛り上がった。
 柏高タイフーンは、3人で横一列になって竹竿を両手でつかみ、全力疾走。コース上にはコーンが2カ所に置かれ、3人が文字通り台風のようにコーンを軸にぐるりと旋回してゴールを目指す競技。にぎやかな歓声が飛び交う中、選手たちは汗とほこりにまみれながら熱戦を繰り広げた。
 生徒会長の鈴木優真君(今田中出身)は、「生徒と先生方が一緒になって懸命に取り組んだ。コロナ禍は続いているが、スローガンを『Restart―新しい日常から』としたように、この行事の成功を、明るく前向きな気持ちで新しい日常を歩みだす第一歩にしたい」と話していた。

(丹波新聞)

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