2022年7月05日(火) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校の1年生(199人)を対象に6月6、7日、同校で、家計管理の重要性を学び、生涯設計をシミュレーションする金融経済教育の授業があった。人生100年時代を望むように生きるために、収入に応じた家計管理を生涯続ける効果をシミュレーションし、状況に応じて何度でも調整・工夫できるようになることを目的に初めて実施。講師に兵庫県金融広報中央委員会の金融アドバイザー大石泉さんを迎えた。
 手始めに高校卒業までに親や家族が自分に支払ってくれたお金を算出。生徒たちは、同シミュレーションソフトをインストールしたタブレット端末の入力シートに、出産費用、生活費、教育費を打ち込んだ。導き出された金額は約2,500万円。生徒たちは、「人生100年のまだ5分の1しか生きてないけれど、すでに結構使っているんやなあ」などと驚いていた。
 続いて、高校卒業後、大学進学、就職、結婚、第1子誕生、住宅購入、子の大学進学、退職、老後という100歳までのライフコースをモデルに、一生涯のお金の出入りをシミュレーションした。
 住宅購入をシミュレーションする場面では、住宅ローンとして3,000万円を借り入れた場合、利息を2%とし、返済期間を35年に設定すると、総利息額は1,174万円。大石さんは、返済期間を10年縮めた25年にすると総利息額は815万円と、359万円も安くなることを説明し、「借りる額は少なく、返済期間は短くなるよう検討する。お金を借りる際にはくれぐれも慎重に」と告げた。
 最後に、「お金の増やし方は3つだけ」とし、▽働いて稼ぐ▽支出を減らしてためる▽たまったお金を投資に回す―と解説していた。

(丹波新聞)

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