2022年2月28日(月) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校1年の足立瑞希さん(青垣中出身)が、丹波年輪の里(柏原町田路)が主催する全国公募「第5回心を届ける たんば絵てがみコンクール」の高校生以下の部で、トップの金賞に輝いた。「優しさ」という作品タイトルで、担任の畑中弘教諭を描き、「先生の生徒で良かったです」の言葉を添えた。足立さんは、「大きな賞を頂け、畑中先生にも感謝の気持ちが伝わったかな」と話している。
 足立さんは美術部に所属。同コンクールには初めて応募した。マスクをした畑中教諭を描いた。「少しこわもてだが、すごく優しい先生。瞳の奥からのぞく優しさと目力の強さの両方を表現することができた」と満足げ。
 畑中教諭を題材とした理由に、日頃の感謝があったという。中でも、課題を見つけ、解決策を探る授業「探究」で、研究が行き詰まり、グループのみんなと沈んでいた時、「諦めるのではなくて、できる方法を考えよう」などの励ましとアドバイスを受けた。「それらのおかげで研究は進み、無事に発表することができた。その時の感謝の気持ちを伝えたくて」とほほ笑んだ。
 今回のテーマは「希望」。北海道から鹿児島までの4~92歳から、一般の部に202人289点、高校生以下の部に116人150点の応募があった。計439点の応募中、入賞14点、入選80点を選んだ。5~20日の期間(開催済)、丹波年輪の里で応募全作品を展示する。

(丹波新聞)

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