2021年3月03日(水) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 「第37回近畿高校少林寺拳法大会・第23回全国高校少林寺拳法選抜予選」がこのほど、尼崎市で開かれ、柏原高校の拳士男女12人が全国大会へと駒を進めた。12人は「大舞台に緊張すると思うが、これまでの練習の積み重ねを信じて、後悔のない演武をしたい」と気合を入れている。全国大会は、3月26―28日、香川県善通寺市で開催される予定。
 今大会の各部門12位以内と昨年11月にあった県大会優勝者が全国大会への出場権を得た。
 男子自由組演武の部で冨田康生主将(2年、氷上中出身)・福田脩真君(同)ペアが11位、男子規定組演武の部で髙見拓弥君(1年、春日中出身)・土屋聡太君(同)ペアが11位、女子規定組演武の部で田村真子さん(1年、青垣中出身)・下野亜衣さん(同)ペアが5位、髙見春那さん(1年、春日中出身)・山内なつきさん(同)ペアが8位に入賞。また県大会の同部で優勝した嶋津知香さん(同、丹南中出身)・永井杏さん(同、市島中出身)ペアは10位だった。
 さらに女子規定単独演武の部で森田愛里さん(1年、氷上中出身)が7位。同部に出場した松原史織さん(同、山南中出身)は今大会では12位以内に届かなかったが、県大会では同部で優勝していたため全国行きを決めた。
 冨田主将・福田君ペアは「予選では今までにないほど調子が良かったが、決勝では技にキレがなく、さらにスリップ、転倒してしまうなど思うようにできなかった。全国大会ではこの悔しさを力に、良い演武を披露したい」。
 田村さん・下野さんペアは、「どんな演武をしたのか記憶にないほど緊張した」と振り返り、「今回見えた課題を克服するべく練習に励み、全国大会に挑みたい。大舞台で良い経験を積んで来年度につなげたい」と意気込んでいる。

(丹波新聞)

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