柏原高校と、丹波市の選手が多く活躍する福知山淑徳高校の女子バレーボール部が、23日から大阪で行われる近畿大会に出場する。柏原は兵庫県大会でベスト16に、福知山淑徳は京都府大会でベスト4に入り、出場権を獲得した。柏原は3年ぶり、淑徳は2年連続の出場。
同部は3年生4人、2年生6人、1年生7人の計17人。2年生らのレシーブを、田中主将らの3年生アタッカーがスパイクで決める攻めのバレーで得点を積み上げるのが同校のスタイル。
3回戦まで優位に試合を展開したが、4回戦の西脇戦は終始、相手にリードを許し、逆転する接戦となった。2セット目終盤に、リベロの波多野志帆さん(2年)のファインレシーブで流れを変え、勝利した。ベスト8を決める高砂戦で敗れた。
近畿大会に向けて、低いレシーブからのアタック練習に、リベロとの連携を合わせながら励んでいる。田中真由菜主将(3年)は「念願の近畿大会。行けなかった先輩たちの分まで頑張り、親や先生たちに勝利で恩返ししたい」と意気込んでいる。
(丹波新聞より)