近畿大会へ 少林寺拳法 ソフトテニス大舞台へ闘志燃やす

 柏原高校の少林寺拳法部と女子ソフトテニス部のメンバーが、それぞれ近畿大会の個人戦に出場する。県大会で出場権を獲得。大舞台に向け、練習に熱が入っている。
 21・22日に和歌山県で開かれる「近畿高等学校少林寺拳法大会」に、いずれも1年生の冨田賢矢さん(氷上中出身)、深田彩晴さん(山南中出身)、廣内藍さん(同)が、規定単独演武の部に出場する。
 県大会では、1分―1分半の間に、指定された突きや蹴りなどが組み込まれた技を披露。1人で演舞するが、対峙する相手がいるという想定で、基本技「天地拳」や、目打ちや裏拳などを組み込んだ「龍王拳」などを次々に繰り出した。
 冨田さんは、男子部門3位。「近畿大会ではスピード感を出し、3位入賞を目指す」と闘志を燃やす。女子部門3位の深田さんは、「県大会は力を出し切れなかったので、技を体に覚えさせて入賞したい」と話す。同部門4位の廣内さんは、「まずは予選突破を。体の軸がぶれる癖を直して臨みたい」と力を込めた。

 来年1月11日に滋賀県で開かれるソフトテニス大会「近畿高校選抜インドア大会」の個人戦に、いずれも2年生の余田理愛さん(市島中出身)・髙見彩那さん(春日中出身)ペアが出場する。県9位で出場権を得た。
 1、2回戦を快勝した後、3回戦で明石商業のペアと対戦。春の大会で敗れた相手とのリベンジマッチは、身上とする粘り強いテニスで臨んだ。
 後衛の余田さんがラリーを続け、チャンスをうかがう展開。得点を奪われそうなシーンでは、前衛の髙見さんの守備が光って流れを渡さなかった。
 相手ペアは、共に後ろに下がるダブル後衛の布陣。狙う相手を決めて打ち込む作戦が功を奏して得点を重ね、ゲームカウント4-0で勝利した。
 余田さんは「近畿大会は、気持ちで負けずに立ち向かう。3年前、同じ大会に出場した先輩を越える3回戦までいきたい」、髙見さんは「コートに立つからには、自信を持って相手に向かっていきたい」と話している。

大舞台を前に活躍を誓う髙見さん(右)と余田さん

(丹波新聞)

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