多彩に催し崇広アフタースクール 児童らとにぎやかに

 柏原高校インターアクト部の部員18人が8月6日、崇広アフタースクールで「夏イベント」を開いた。部員らが工作やゲーム、宿題の手助けなど多彩な催しを企画。利用している児童たちを楽しませた。
 限られた空間でストレスを感じている子どもたちを支援することができないかと、昨年度から夏休みと冬休みに実施し、今回が3回目。同部顧問の土元優一教諭(40)が自身の子どもを預けていることが活動のヒントになった。
 最後の活動となる3年生が中心となり、猛暑を考慮して屋内でできる企画を相談。体を動かすドッジボールやしっぽ取りゲーム、紙コップを利用した風鈴作りや輪投げ、宿題の採点など、幅広い内容を準備した。

柏原高インターアクト。アフタースクールを利用する子どもたちと風鈴作りを楽しむ部員たち
アフタースクールを利用する子どもたちと風鈴作りを楽しむ部員たち

 この日は1~6年生約130人が利用。それぞれが好きな催しが行われているコーナーへ行き、高校生と一緒に楽しんだり、作り方を教わったりしてにぎやかなひとときを過ごした。風鈴作りを楽しんだ堀壱護さん(3年)は、「気に入ったのが作れた。いつもより楽しかった」と笑顔だった。
 同部部長の里井花衣さん(3年、篠山中出身)は、「小さい子どもが好き。元気過ぎて疲れる」と笑顔。「分かりやすい言葉で説明することや、1人だけではなく周りの子も見て行動するように心がけている。自分たちの代で始めた活動で、小学生も楽しみにしてくれていたみたいなので、後輩たちが引き継いでくれたら」と期待していた。

(丹波新聞)

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