丹波年輪の里が9月11日、第1回目となる野外音楽会「緑の中のコンサート」を同施設のクラフト広場で開いた。開放的な雰囲気の中、柏原高校吹奏楽部の1~3年生31人が、人気のポップスやスタジオジブリの名曲メドレーなど7曲を演奏。約400人の来場者を楽しませた。
部員らは、YOASOBIの「三原色」や、Mrs.GREEN APPLEの「インフェルノ」、交響組曲「『シネマ・トリロジー』~スタジオジブリ・コレクション~第一楽章『Sky―Flight』」などを演奏。イントロを1音ずつ鳴らす「曲当てクイズ」も入れて盛り上げた。
アンコール曲は同部の十八番で、クール・アンド・ザ・ギャングの「セレブレーション」を、踊りながら披露。側桃歌部長(2年・丹南中出身)は「お客さんと近い環境で楽しめた。会場を盛り上げることができてうれしかった」と充実した表情で話した。
同施設の芝生広場で楽器の練習をする人がいることなどから、職員から「屋外コンサートを開いては」と企画が持ち上がり、実現した。屋根付きの「クラフト広場」をステージに、観客席はテントとパイプ椅子を並べて会場設営した。
12月には第2弾のクリスマスコンサートを企画している。