柏原高校定時制を昭和31年に卒業した私達は傘寿を迎え、4回目となる同窓会を柏原の喜作で開きました。
卒業した40名のうち15名が他界され、健在の者も高齢になったこともあり、出席者は9名でした。なかには体調が悪く、志を届けて出席者の顔だけを見て帰る人もいました。4年間を共に過ごした私たちのクラスは家族同様で、顔を見るだけで当時を思い出し、何とも言えない気持ちになります。
戦中や戦後復興の大変な時代を生き抜いてきた世代です。話題は山積みです。今でも地域に貢献している人もいれば、すべての役職を終えて趣味に楽しく過ごしている人もいます。話は尽きることなく、あっという間に時間が過ぎました。最後に校歌を全員で合唱し、次は米寿での再会を楽しみに散会しました。(世話人=待場輝一、井本博明)
(丹波新聞 6月25日掲載記事より)