33年前の1984年、柏原高校を54年に卒業した6回生が卒業30周年記念同窓会を開いて以来、卒業から30年を迎えた学年が同窓会を開くのは恒例になっている。今年も87年卒業の39回生が5月4日、同窓会を催した。約250人が参加し、恩師9人も出席。「人生の交差点、再会…で、君の名は?」をスローガンに掲げた。30年の時を経た再会に、スローガンにあるように最初は「君の名は?」のとまどいもあったが、すぐに記憶がよみがえって笑顔がはじけ、話がはずんだ。
一部の式典は、同窓生2人のピアノの連弾で30年ぶりに校歌を合唱。高校生活の当時を振り返る映像上映もあった。丹波竜の「ちーたん」も登場。場の雰囲気がなごむとともに、ふるさとを離れた同窓生への観光PRともなった。二部の祝宴は、同窓生3人による少年隊の「仮面舞踏会」で開幕。学級対抗ゲームなどで盛り上がり、最後は有志が「恋ダンス」を披露、会場は熱気に包まれた。
実行委員長の柳川瀬輝彦さんは「すべて自分たちの手で作り上げた同窓会だけに、参加者すべての心に残るものになった。これからも同窓生の絆を大切にしていきたい」と話していた。
(丹波新聞 5月28日掲載記事より)