柏原高校と篠山鳳鳴高校の運動部による伝統のスポーツ交流戦 「柏鳳戦」 が10日、 篠山鳳鳴高校で開かれた。 6種目9競技で熱戦を繰り広げた結果、 柏原高校が5勝4敗で昨年に引き続き勝利を飾った。 8年前に68年ぶりに再開した柏鳳戦のこれまでの戦績 (今結果含む) は、 柏原7勝、 鳳鳴1勝。
剣道、 ソフトテニス (男女)、 卓球 (同)、 バレーボール (同)、 硬式野球、 ソフトボールで対決。 いずれの種目でも、 生徒や卒業生、 保護者らが見守るなか、 熱い戦いが繰り広げられ、 試合会場には歓声がわき起こっていた。
開会式では、 鳳鳴の川上拳君、 柏原の荒木貴之君の両生徒会長が、 「日頃の練習の成果を発揮するとともに、 両校の親交を深めていこう」 などとあいさつ。 鳳鳴・野球部主将の青倉風助君が選手宣誓、 両校の応援歌披露で盛り上がりをみせた。
また、 鳳鳴・書道部 (小畠陽紀部長) の15人が、 音楽に合わせて縦4㍍、 横6㍍ほどの模造紙に筆で文字などを描く書道パフォーマンスを展開し、 伝統の一戦の幕開けをにぎやかに飾った。
試合結果は次の通り。
▽剣道=鳳鳴7/4―6/4柏原▽男子ソフトテニス=柏原5―0鳳鳴▽女子ソフトテニス=鳳鳴2―1柏原▽男子卓球=鳳鳴3―2柏原▽女子卓球=鳳鳴5―0柏原▽男子バレーボール=柏原2―1鳳鳴▽女子バレーボール=柏原2―0鳳鳴▽硬式野球=柏原2―1鳳鳴▽ソフトボール=柏原7―1鳳鳴
(丹波新聞より)