英語でのコミュニケーション能力を高めようと、 柏原高校で12―13日、 英会話の集中講座 「英会話合宿」 が行われ、 丹波市内の中高生が参加した。
　市内の高校の外国語指導助手 （ＡＬＴ） ３人と、 同校の英語教師が指導に当たった。 日本語を使用してはいけないというルールで行われ、 初日は27人が参加。 ゲームなどで楽しく英会話を実践した。

英語を使って語り合う生徒たち＝柏原高校で

　22人が参加した２日目は、 ４人ほどのグループに分かれて 「フリートーク」 を行った。 ＡＬＴらとプライベートの話や将来のことなどを英語で話し合ったが、 なかには思わず日本語でしゃべってしまう生徒もいた。
　その後、 高校生は海外映画のアフレコにも挑戦。 映画 「ボディガード」 などの登場人物の会話に合わせ、 英語でせりふをしゃべる 「音入れ」 作業に取り組んだ。
　待場由希さん （山南中３年） は 「英語は得意ではなかったけど、 コミュニケーションがたくさんとれてよかった。 今後の学習に生かせそう」 と話し、 石田風斗君 （柏原高１年） は 「ＡＬＴの先生と話して、 海外のことをたくさん知ることができた。 英語を勉強する意欲も高まった」 とほほ笑んでいた。

（丹波新聞より）