柏原高校で21、23、24日、日本の伝統文化、茶道を体験する授業が行われ、作法に込められたおもてなしの心を学んだ。
丹波市茶華道連盟の八尾博司会長と、八尾由江さんが講師をつとめた。
まず、「美しいおじぎ」の練習から始まり、「頭を下げるのではなく腰を折る」のがきれいなおじぎと教わった。
お茶のけい古では、お菓子のいただき方、お茶の点て方、出し方、いただき方をそれぞれ実践しながら指導を受けた。
茶碗は「正面」がとても大事で、出すときはお客さんに正面を向けて出し、いただく時は正面を外して口にすることや、「おいしかった」という気持ちを表すために最後の一口は大きな音を立てて飲むことなど、細やかな心配りを教わった。
八尾会長は「茶道は500年近い歴史があり、世界でももてはやされている文化。相手をおもてなしする心、敬う心が動作の随所にある。大学に行ったり社会に出た時に役に立つので覚えておいて」と話した。
2月8日にも予定。家庭基礎を履修している1年生5クラスと2年生1クラス計240人が華道の授業を受ける。
(丹波新聞より)