2013年1月21日(月) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校少林寺拳法部女子が、昨年12月に奈良県で行われた近畿大会で5位入賞し、団体演武で悲願の全国初出場を決めた。個人やペアでは毎年のように全国の舞台に進んでいるが、団体では初。部員らは「全国では入賞をめざしたい」と練習に気合を入れている。
 女子は、2年前に近畿大会を突破して全国の切符をつかんだものの、東日本大震災で大会が中止となったため、出場を果たせなかった。
 今年の近畿大会では、出場した6人全員が段外の拳士ながら、気迫あふれる演武を披露。黒帯選手をそろえた学校を抑え、11校中5位に入った。

柏原高校少林寺部

全国大会に向けて気合を入れる柏原高校少林寺拳法部=同校で

 登録メンバーは、いずれも2年生の久下恵倫子さん、西垣菜摘さん、細谷愛美さん、松本彩花さん、寺岡風美さん、高橋佳鈴さん、上田佑希さん、荻野皐月さん。細谷さん、松本さんは規定組演武で9位に入り、ペアでも全国に出場する。
 また、男子は、規定単独演武で、桐山頼人君(2年)が8位、増南祥君(1年)が11位、上山航君(2年)が12位に入り、全国に進む。
 副主将で女子代表の久下さんは「表彰式で名前を呼ばれた時は本当にびっくりして、しばらく実感がわかなかったくらい」と喜び、「県大会で3位に入り、近畿出場が決まった時に『せっかくなら全国まで』と気合が入った。次の全国は入賞を目標にしたい」と意気込みを語った。
 全国高校少林寺拳法選抜大会は、3月23、24日に香川県で行われる。

丹波新聞より)

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