自身の「問い」検証・分析 3年生「探究」成果を発表

  柏原高校「地域科学探究科」の3年生40人が15日、丹波の森公苑で「『知の探究』発表会」を開いた。ポスター発表のほか、推し活の経済効果、人口を増やす策、ギャル増殖計画など、8演題のステージ発表があった。
 自身の関心テーマを追究し、論理的思考力や課題解決能力などを身に付けることを目指すもの。自身が立てた「問い」について、仮説に基づき実験したり、アンケート調査でデータを集め、先行研究を調べて検証したりした。
 「いちばん視力がいいのはどんなときか」の演題で舞台発表した秋山心咲さんは、視力検査のたびに結果が悪くなるのを何とかしたい思いから、検査前に一時的に視力を回復させる方法を研究した。どんなときによく見えているか、条件を変えて自身で実験。朝、遠くの山を見る、目の体操をするなど5つの条件で5日間視力を測り、「遠くの山を見ることで疲れが取れてよく見える」との結論に至ったが、「遠くを見た効果なのか、(目に良いとされる)緑を見た効果なのか」と新たな問いが生まれ、追加実験。遠くの家(遠さ)と近くの木(緑)を見たときの視力を測った。
 視力検査の結果、両者に違いは生じなかった。模造品の緑より、植物の緑を見る方が視覚疲労は軽減する、遠景のビル群は遠景の樹林、鉢植えの樹木ほどの効果はなかったとする先行研究を踏まえ、「自然の緑を見る方が良い。自然の緑や遠くを見ることで目がリラックスして良く見える。山を見るのが一番」と結論付けた。

(丹波新聞)

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