4年連続8度目の栄冠 岡林写真館「個」輝く瞬間収める 卒業アルバム

 岡林写真館(柏原町柏原、岡林利幸社長)が手がけた昨年度の柏原高校の卒業アルバムが、「JPAスクールアルバムコンテスト」(日本アルバム写真家協会主催)で、同コンテスト史上初の4年連続グランプリに輝いた。グランプリ獲得は通算8度目。岡林伸明店長(27)は「現場を知る作り手側の方々に認めていただいたことがうれしく、制作の自信になった」と喜んでいる。

 全国から250校分ほどの応募があった「高校・大学の部」。1次審査で20校ほどに絞られ、その中から写真館などの同業者が投票で選んだ。
 同校のアルバムは、同社が構成、デザイン、撮影を担うが、生徒でつくるアルバム委員会や学校側とも連携して制作に当たった。
 表紙には、同校シンボルのクスノキの写真を配置。この学年のカラー、青色をイメージできるよう、抜けるような青空を効果的に取り入れた。

 今回、とりわけ重視したのは「個」の部分。クラスの全生徒が写っているように配慮しつつも、部活動で懸命にプレーする生徒や、何げない日常の一こまなど、個人の写真を多く取り入れ、それぞれが輝く瞬間を収めた。
 その根底にあったのは、この学年が中学生時代、コロナ禍でマスク生活を送った学年だったこと。中学の卒業アルバムはマスク姿の写真が多く収められており、岡林社長(60)は「マスクをしていない、その子らしい表情が出るようにしたかった」と語る。
 岡林社長は「学校の魅力を表現するのに、生徒が生き生きと学校生活を送る姿が伝わるアルバムにしたかった。学校、生徒、写真館が協力して制作できたことが喜び」と話していた。

(丹波新聞)

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