丹波市の姉妹提携都市、米国オーバン市から4人の高校生「若き親善大使」が来丹し、29日まで丹波市内でホームステイをしながら、日本文化を体験するなどして過ごしている。8月8―18日には、丹波市内の中高生6人が、オーバン、ケントの両姉妹提携都市を訪問する。ホームステイ派遣事業は1999年に始まり、今年度で24回目。
ローリル・マーシーディス・デラ・クルスさん(16)、ミカ・カレア・パーメンターさん(15)、アンドリュー・コール・ドーブスさん(15)、ジョナサン・イアン・カールソンさん(15)。

23日には、市役所第2庁舎で歓迎式典があり、林時彦市長らが歓迎。高校生一人ひとりが日本語を交えてあいさつし、好きな食べ物や科目、飼っているペットなどを紹介した。丹波市からは市のマスコットキャラクター、ちーたんグッズをプレゼントし、高校生からは現地の菓子などを受け取った。
同日、高校生は柏原高校を訪問。部活動体験があり、書道は書道部が指導した。書体辞典から好きな漢字を選び、半紙に「世」「衣」「走」などの漢字をしたためた。何度も練習した後、うちわに清書した。「花見」と書いたミカさんは、「高校で日本語クラスにいるので、『花見』という漢字を知っていた。書道は楽しいけれど、少し緊張した」とほほ笑んでいた。