2025年2月10日(月) | by 本部サイト編集 コメントする

 柏原高校の生徒が1年間をかけて取り組んだ探究活動の成果を発表する「地域課題から世界を考える日」が1月30日、同校で開かれた。それぞれが設けたテーマをもとに個人やグループで研究成果を披露。テーマの現状を把握し、仮説を立てたり、時には関連する人物に取材をしたり、文献に当たったりと、あらゆる方法で考察した結果を伝えた。

 ポスターでの発表や、代表者によるステージ発表を行った。「なぜ日本のアニメは国境を超えて愛されるのか」「筋肉をつけるには」など、バラエティーに富んだ研究テーマがあった。
 「プラごみの行方」と題しステージ発表した1年生の班は、丹波市のプラごみについて考察。市環境課に問い合わせたり、丹波新聞の記事を参考にしたりした。
 まず、市のプラごみのリサイクル率は68%で、その全てがプラ製品の原料として再利用する「マテリアルリサイクル」をしていることを知ったとした。
 リサイクルされていない32%を調べると、分別されずに入っているプラごみ以外のごみや、汚れたプラごみが入っていたことが分かり、「きれいにすればリサイクルできるごみがある」とした。
 研究から得られたこととして、「プラごみが汚れていることでリサイクルできなかったり、リサイクルできるはずのプラごみが燃える用ごみ袋に入っている」ことをあげ、これらの解決が課題と発表した。

(丹波新聞)

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