2023年10月04日(水) | by 本部サイト編集 コメントする

 丹波市内の高校生でつくる「高校生が創る丹波の未来への架け橋プロジェクト」が、住民交流を促そうと、11月5日、丹波年輪の里(柏原町田路)で旧6町対抗イベントを開く。体育大会と文化祭を融合させたものにする予定。企画内容を詰めているメランタンフェスティバルンバー14人は、「ぜひ、当日参加を」と呼びかけている。

 昨年12月に旧芦田小学校で開いた「」は、高校生がランタンを飾り付け、ステージイベントも高校生が出演し、来場者を楽しませたが、「お客さんに参加してもらう企画にしよう」と、今年は高校生は運営に回り、来場者に主役を譲る。出身中学以外のことをよく知らない、町が異なると関わる機会が少ないと、住民交流を促すイベントに決めた。
 現時点で玉入れ、綱引き、リレーなどの体育大会競技と、屋台、のど自慢など野外ステージでできる文化発表を考えている。具体的な内容は今後詰め、参加者募集方法も検討中。
 昨年、メンバーに加わり、今年はリーダーを務める山本心南さん(柏原高校3年、春日中出身)は、「対抗戦にし、得点を付けて順位を決めることは決まっている。一番の目的は、市民の交流が盛んになること。イベントが終わってからも交流が続くきっかけになれば」と話している。
 SNS(インスタグラム、LINE)で情報発信中。ポスターも制作する。
 2021年の丹波栗モンブランでギネス世界記録に挑戦してから、毎年企画を立ち上げ、メンバーを集め、晩秋―冬にイベントを開いている。

未来への架け橋プロジェクトのメンバーたち
旧6町対抗イベントにちなみ「6」を表現する「未来への架け橋プロジェクト」のメンバーたち=氷上町本郷で

(丹波新聞)

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