昨年11月14日、阪神甲子園球場前に参加者が集合しました。「人工芝の上を歩いてください」という球場案内の方の注意を聞きながら中へ入りました。
春の選抜出場時のナインや同窓生ら
阪神甲子園球場が改修記念事業として、「甲子園で思い出を語ろう」と、高校野球の出場校関係者にグラウンドの一部を開放した見学会を企画。昭和36年、選抜高校野球大会に出場した柏原高校の当時の外野手、西本省三さんが申し込まれ、運良く願いがかなったという次第です。当時の浜田監督や野球部のナイン、同窓生に参加を呼びかけられました。
野球部員を柏原駅で盛大に見送ったこと、臨時列車で甲子園球場に応援に行ったこと、作新学院に2点差をつけられ、「追いつけ、追い越せ」と一生懸命に応援したことなど、懐かしい思い出話に花を咲かせました。
昼食は球場内のレストランでバイキング。ビデオが流され、写真や新聞も展示され、48年前の若き日を昨日のことのように思い出しながら予定の2時間があっという聞に過ぎました。特典として「甲子園煉瓦メッセージ」がありました。参加者5名につき1枚の煉瓦に名前を連記。2010年3月に球場外周の床面に設置されるとのことでした。
人数に限りがあり、一部の方だけへの呼びかけになり大変残念でしたが、全員、元気をもらって甲子園球場前で散会しました。
(記・谷口則子)