2019年12月18日(水) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校3回と同併設中学1回の合同同期会は、柏原の三友楼で最後の集いを催しました。先の終戦の年にそれぞれ旧制柏原中学校、柏原高等女学校に入学し、学制改革で両校の合併、高校への昇格と男女共学を経て、6年間、柏原で学園生活を送りました。
 1973年高校卒業22年目に初めて同期会を開き、阪神方面は元より名古屋や東京にも出前開催してきました。会を開くだけでなく、記念誌「遥かなる青春の日々」の発刊、母校文化祭に講演講師の斡旋、校旗の新調寄贈などもしましたが、何といっても大事は百周年の同窓会館建設資金の寄付でした。同期全員の熱意で柏陵同窓会を通して最高の目標を1年で完遂することができました。
 初めて三友楼に会してから半世紀、私たちはこの会をこよなく愛し大切にしてきました。今、米寿を目前にして閉じることになりましたが、この歳になって参加できる幸せを皆で喜び合いました。そして締めは校歌も無いままに卒業した私たち、舟木一夫の「高校三年生」を合唱し、「達者でナ」「元気でネ」と別れを惜しみました。(幹事=田邊亨司、尾花敦美、梅垣隆、後藤順一、中辻剛、松下恒雄、山田昌一、記・田中洋行)

(丹波新聞)

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