2011年6月18日(土) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

柏陵同窓会では、発足60周年を記念するにはどのような事業が相応しいかということについて、度重なる正副会長会を開催し、同窓会活性化プロジェクト委員会を特設して智恵を拝借し検討を進めました。理事会でもご意見を伺ってご了解をいただき、平成22年度の本部・支部の 総会においてご了承をいただいて下記のような事業計画を立てました。

1、「くすのき基金」を創設
急激に樹勢を弱らせつつある柏高のシンボル「くすのき」を末永く保つために気長に治療してやりたいとの思いからの事業です。ご協力をお願いします。

2、ホームページを開設
世はコンピュータの時代。60の手習いではあリませんが、同窓会の還暦を機としてホームページを開設しました。

3、大手会館前に女学校校歌を刻んだ碑を建立ヘ
大手会館は以前、「柏陵会館」と呼ばれていた建物であり、女学校の本館です。その前庭に女学校の 校歌を刻んだ碑を建立(予定)するとともに、扁額を作成します。

4、「同窓会発足60周年記念総会」を開催
会報1ページにご案内のとおり、5月21日(土) に開催いたします。多くのご参加で盛り上げていただくことを期待いたします。

5、同窓会名簿を発行
平成24年発行の予定ですでに話を進めておリます。この度の会員名簿からサイズをA4判とします。住所変更や物故の方々の情報など、ご協力をお願いします。予約を募りましたときには、多くの方々の申し込みをお待ちします。

6、相陵マスターズ(60周年記念ゴルフ大会)を開催
昨年8月2日にプレイベントとしてゴルフ大会を開催し盛況でした。本年度は記念の本大会として開催します。開催日は5月20日(金)。会場はザ・サイプレスゴルフクラブ。費用は1万9500円で、内500円は「くすのき基金」に寄付します。申し込みは4月30日までに〒669-4322丹波市市島町上田506-1(株)ハンドー内「相陵マスターズ」事務局(電・FAX0795-85-0515)へ。ぜひご参加ください。

伝統、現在、そして未来ヘ    ~同窓会長 芦田拓雄~    

母校・県立柏原高校は創立来113年を経、卒業生の数も3万9千人を超えました。さらに柏陵同窓会も、本年5月をもって設立60周年を迎えます。人に喩えれば、還暦であります。この伝統に支えられ、母校の教育活動は、ますます充実・発展いたしております。ところで、母校のシンボル・楠は、旧制柏原中学校第1回生の卒業記念に植樹されたものであります。今や、目通り(地上120センチ)の幹回りが410センチにも生長し、初夏には「さ緑にほふ姿」を醸し出しております。
ところが、近年、枝の傷みが激しく、樹木医の診断を受けました。その結果、「今、活性化させなければ危ない」との結論です。
楠を守ることは、私どもの責務かと考えます。役員の皆様のご協議を経て、同窓会設立60周年記念事業の一環として「くすのき基金」を設けました。会員の皆様のご浄財で、楠を活性化させ、末永く凛とした姿を保つことは、母校の教育に活力を与え、同窓会の活性化にもつながると信じております。

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