第19回柏陵セミナー、好評裡に終わる
平成28年9月17日(土) 13:00から、柏原高等学校 柏陵同窓会館2階くすのきホールで、第19回柏陵セミナーを実施。第1部は井本蝶山さんの尺八演奏、第2部は荻野祐一さんの「丹波人物伝~足跡に見る丹波史~」と題した講演。当日は、市内すべての中学校が体育祭であり、いくつかの地域行事と重なったが、約130人の参加者が熱心に耳を傾け、本年度も好評のうちにセミナーを終えることができた。
井本蝶山さんは、丹波市市島町生まれ。4歳より箏を始め、10歳から尺八に転換。15歳で師範試験に合格、蝶山の号を得られる。16歳の時に東京邦楽コンクール奨励賞受賞。17歳で国際尺八フェスティバル世界大会優勝(オーストラリア)、18歳で全国高校生邦楽コンクール優勝。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部邦楽科都山流尺八専攻卒業。同大学院修士課程修了。ドイツ、ロシア、南インド、ニューヨーク、北米各地で演奏。現在、「シューベルティアーデたんば2016」に出演中。
荻野祐一さんも、丹波市市島町生まれ。柏原高等学校卒業(29回卒)。同志社大学卒業。1981年、丹波新聞社入社。2010年、丹波新聞社社長兼編集部長に就任。柏原町を拠点とする『劇団・椎の実』の二代目代表。出演する一方で、脚本・演出も手がける。
第1部の尺八演奏の曲目は、
「1 竹の四季より『秋』」 「2 Satoyama Main theme」
「3 秋の童謡~赤とんぼ、里の秋」 「4 旅愁」
「5 萌春」 「6 シューベルト アベマリア(アンコール曲)」
第2部の講演「丹波人物伝」で話された人物は、
「1 小島 省斎」 「2 田 健次郎」 「3 有田 喜一」
「4 芦田 均」 「5 永井幸太郎」 「6 西川 政一」 「7 吉見伝左衛門」