2015年10月08日(木) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

「関東・東北大水害」における同窓会員の被害は?

 

柏陵同窓会会長  竹内牧人

 

丹波においても、豪雨被害が記憶に新しいというより、一年を経てまだまだ復旧ままならない現状があります。
今年9月の台風18号は近畿を直撃しましたが、台風の進路から遠く離れた関東・東北で想像を超える災害が発生しました。
何分にも遠く離れているため、詳しい状況も、被災地域と会員の住まいとの地理的関係がわからず、的外れになるところもあること承知で、柏陵同窓会として4県(宮城・福島・茨城・栃木)の同窓会員にお見舞い状を発送しました。

シルバーウイーク明けで遅くなりましたが9月24日付けで出した62通(ご夫婦が6組)のうち14名の方々から状況報告を兼ねた御礼の便り(書状・FAX・留守電・メール)がありました〔10月8日現在〕。
やはり、茨城県常総市の鬼怒川決壊による水害が甚大だったようで、ボランティアに出かけているがひどい状況だと書かれている方もあります。仙台市青葉区でも夜半に緊急避難勧告が発せられ、場所によっては大きな被害が出た地域もあって、近くなので心を痛めているともあります。
丹波市からタオルなどの支援物資が早々と届けられ、大変感謝されていることも便りの中に書いてありました。
便りをいただいたのは女学校37回(昭和14年卒)・中学校43回(昭和19年卒)から高校20回(昭和42年卒)まで幅広い年代の方々ですが、それぞれに見舞い状が届いたことを喜んでいただくとともに、改めてふるさとと母校のことを懐かしく思い出していただいたようです。
女学校37回の方(水戸市)は「懐かしい母校からの便りありがたく・・・那珂川の増水で一時危ぶまれたものの特に被害なく済み・・・実家は兄嫁の時代になっており、92歳ともなるとなかなか難しいが、死ぬまでに一度お墓参りがしたい」と若いころに思いを馳せながら、しみじみとした息遣いが伝わる長文の便りでした。
さいわいにも、便りをいただいた方々に直接的な被害はなかったようで嬉しいことですが、被災された方々には一日も早く立ち直ってほしいと祈るばかりです。

[平成27年10月8日]

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