柏原高校の 「知の探究コース」 の1、 2年生75人が1月27日、 同校で研究成果を発表する 「ポスターセッション」 を行った。同コースでは、1グループ5人ほどの少人数制で行う 「探究」 授業の中で、グループごとにテーマを設定して研究している。
化学や英語、 歴史など、 26グループがそれぞれ研究した内容を数枚の用紙にまとめ、 パネルに貼り付けて発表した。
1年生は、 「丹波からTAMBAへ」 と題し、 丹波市の農業システムや土地利用、 生態系などについて研究し、 国際連合食糧農業機関が認定する 「世界農業遺産」 への登録をめざして学習してきた内容を発表。 その中で、 市内の森林や農業の現状を説明し、 「人工林が放置されるなど、 荒廃が進んでいる。 鳥獣による農業被害もあり、 2年前は15.49 ha もの被害面積となった」 などと述べた。 1年生は31日、 大阪大学で行われた 「国際問題を考える日」 に参加し、 研究内容を発表した。
(丹波新聞より)