2015年2月16日(月) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 進路選択の参考にしてもらおうと、 柏原高校で1月29日、 同校1年生238人が丹波地域などで働いている若者の話を聞く 「脳内シャッフル企画」 が開かれた。 同校1年生は1月末から週1回、 さまざまな経歴を持つ先輩を招き、 仕事について考えている。
 カフェ経営者やデザイナー、 パティシエなどさまざまな職種の15人が来校。 15グループに分かれ、 先輩たちの話に耳を傾けた。

柏原高校進路相談

 春日町中山のデザイン企画会社 「ご近所」 で働く田代春佳さん (24) =同町古河=は、 デザインの仕事で苦労していることを話した。 「人が街でチラシを見かけ、 手に取るか判断する時間は3秒と言われている。 その3秒のために、 多くの努力をしている」 と述べ、 仕事の大変さを伝えた。 また、 進路で悩む生徒たちに、 「高校1年生のときは、 どんな仕事に就くか考えたことはなかった。 今は迷っていい時間だと思う。 好きだと感じたことは、 どんどん取り組んでいってほしいし、 いろんな失敗を重ねることも大事」 などと話した。
 同校の近藤珠理さんは 「進路で迷っているが、 先輩たちは好きなことを仕事にして、 続けていることがすごい」 と話していた。

丹波新聞より)

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