柏原高校の 「知の探究コース」 1年生38人が9月24日、 同校で中瀬勲県立人と自然の博物館館長の講演を聞き、 里山について理解を深めた。
同校は、 国際的に活躍できる人材を育成することを狙いにした文部科学省の新規事業 「スーパー・グローバル・ハイスクール (SGH)」 のアソシエイト校に認定され、 今年度から知の探究コースの生徒を中心に里山についての研究を始めた。 今回の講演はその一つ。
中瀬館長は 「山並み、 鎮守の森、 集落、 田畑が広がる丹波の風景は本当に美しく、 映画 『となりのトトロ』 に出てくる田舎の風景そのもの」 などと話し、 生徒の興味を引き寄せていた。
生徒たちは今後、 丹波竜化石の発見者、 足立洌さんや河合雅雄京都大学名誉教授の講演を聞き、 そのあと個人やグループごとにテーマを掲げて研究を進める。
(丹波新聞より)