2014年3月04日(火) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校書道部の高見華子さん (2年、 市島町上垣) が、 「公式書写検定・高校生の部」 (全国書写能力検定連合会主催) で 「文部科学大臣奨励賞」 に輝いた。 同賞は、 同検定の1級合格者の中で、 特に優秀な生徒1人に贈られるもので、 同校の生徒が選ばれたのは初めて。 高見さんは 「びっくりした。 検定は緊張したので不安だったけど、 練習の成果が発揮できたと思う」 と喜んでいる。

文部科学大臣奨励賞

文部科学大臣奨励賞を受賞した高見さん=柏原高校で

 同検定は、 昨年7月と12月の2回行われた。 1級は、 筆を使って半紙などに字を書く 「小筆」 「大筆」 「掲示」 試験のほか、 鉛筆やボールペンで書く 「聴写」 「手紙文」 試験の5項目で総合評価された。
 高見さんは昨年7月、 三木市で試験を受け、 60点満点中58点を取って1級に合格。 7月と12月の2回の検定で1級に合格した人の中から、 文部省の調査官が審査し、 同奨励賞に選ばれた。
 高見さんは4歳のとき、 兄と姉の影響で、 市島町内の書道教室に通い始めた。 「練習した分だけ上達でき、 自分の個性が出せるのが書道の良いところ。 半紙に向かっているときが一番落ち着く」 と話す。
 現在、 篆書に取り組んでおり、 「今後いろんな書体に挑戦したい。 ゆくゆくは書道の先生になりたい」 と話していた。
 12月の検定では、 同部の船越麻衣さん (2年、 山南町和田) も1級検定に合格した。

丹波新聞より)

コメントをどうぞ


CAPTCHA