2014年2月13日(木) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校の 「家庭基礎」 を履修している1、2年生266人が1月27~28日、 同校で日本の伝統文化である茶道を体験し、 思いやりの心を学んだ。
 講師に丹波市茶華道連盟の八尾博司会長と八尾由江さんを迎えた。 八尾会長は、「茶道の中には相手を尊敬し、思いやりを表す動作がある。作法よりもまず心を学んで」とあいさつ。生徒たちは、おじぎの仕方から学んだ。

柏原高校お茶席

茶道を体験しながら思いやりの心を学ぶ生徒たち=柏原高校で

 由江さんは、 「正座をした太ももの、 ひざ頭と腰の間に 『ハ』 の字に手を置き、 そのままスルスルと手を滑らせて床についた位置に手をつく。 背筋はピンと伸ばして」 とアドバイス。
 茶菓子を取った後は、 次の人のためにはしの先を拭いておく、 といった思いやりの心を学んだり、 お茶を運ぶ時、 さげる時にするおじぎは、 客が頭をあげる気配を感じた後に自分の頭を上げる、 といった作法も学んだ。
 西野沙映さん (1年) は、 「茶道を教えてもらう機会はそうないので、 勉強できてよかった。 おじぎのタイミングを知り、 そういうところにもおもてなしの心があることが分かった」 と話していた。

丹波新聞より)

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