2013年5月29日(水) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 修学旅行を通して交流を図ろうと、 台湾の国立台南家斉女子高級中学の1年生38人が20日、 柏原高校 (村山美生校長) を訪れ、 歓迎会が行われた。 柏原高校は昨年度から修学旅行先を台湾に変更しており、 来年1月の修学旅行では、 同高級中学を訪問する。
 柏原高校2年生238人と、 県と市のマスコットキャラクター 「はばタン」 と 「ちーたん」 が列をつくって、 同高級中学の生徒の到着を迎えた。

台湾から修学旅行生

一緒に琴を演奏する両校の生徒たち

 日本語と中国語で行われた歓迎会で村山校長は 「今回の交流を通じて、 互いの学校に新しい伝統が加わることを期待している」 とあいさつ。 両校代表生徒のあいさつもあり、 柏原高校代表の古倉明日香さん (2年) は、 「心に残る思い出を日本でたくさんつくってください」 と話し、 同高級中学代表の侯文晴さんは 「柏原高校のみなさんと交流できてうれしい」 と話した。
 歓迎会では柏原高校の少林寺拳法部による歓迎パフォーマンスや、 3年生14人による台湾民族舞踊があり、 柏高生が同高級中学の生徒の手を取って一緒に踊る場面もあって盛り上がった。
 このあと、 同高級中学の生徒は3班に分かれ、 音楽、 書道、 美術の授業を柏高生と一緒に受けた。 音楽の授業では琴を柏高生に教えてもらいながら、 「さくらさくら」 を演奏した。 柏高生の西垣朋輝君 (2年) は 「柏原高校に来てくれてうれしい。 来年の修学旅行も楽しいものにしたい」 とほほ笑んでいた。

丹波新聞より)

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