持続可能な丹波市を次世代につなぐため、「SDGs(持続可能な開発目標)」をもじった、市オリジナルの学習教材ゲーム「STGs(Sustainable Tamba city Goals)ゲーム」(仮称・持続可能な丹波市)作りを進めている市内の高校生が9日、ゆめタウンでゲームの体験会を開き、ゲームで使う地元の特長、名物を買い物客から聞き取った。
「人が集まるイベントを企画せよ」といった課題があり、市の地図をすごろくで巡り、止まったマスにある語句を集める。マスは120の郵便番号とひも付いており、1つの番号(住所)につき、その土地を代表する特長や名物など3つの語句の中から、課題に有利な語句1つを選ぶ仕組み。
高校生は来店者に声をかけ、ゲームに参加を呼びかけつつ、地元の名物を聞き取り、メモしていた。
山本心南さん(柏原高3年)は、「いろんな所から幅広い年代のお客さんが来られていて、語句がどんどん集まる。ゆめタウンはすごい」と喜んでいた。