2020年2月12日(水) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校インターアクト部(山口りら部長)が2日、丹波地域在住の外国出身者を招き、母国の料理を教えてもらおうと、同校で、ブラジル出身の上甲ルシアナさん(46)=丹波篠山市杉=と一緒に調理を楽しんだ。
 同部員ら10人ほどが参加。ブラジルでお祭りのときに食べる軽食「パステウ」、誕生日など特別な日に味わうスイーツ「ブリガデーロ」「ベイジーニョ」を作った。
 ルシアナさんによると、「パステウ」は日本でいう“たこ焼き”のように気軽に食べられる一品。小麦粉などでできた皮に、チーズやトマト、ハムなどをはさんだものと、ミンチなどを包んだものをこしらえ、それぞれ油で揚げた。
 スイーツ2品は、鍋で温めたコンデンスミルクに、「ブリガデーロ」はココアパウダーを、「ベイジーニョ」はココナッツファインを入れて混ぜた。粗熱を取ったあと、一口サイズに丸め、グラニュー糖などをまぶした。
 ルシアナさんは「ブラジルの料理を作ってくれてうれしい。高校生は上手でした」と笑顔。山口部長(2年)は「意外と簡単にできた。家でも作れそう」と話していた。

(丹波新聞)

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