2019年12月22日(日) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 柏原高校併設中学校の昭和24年卒業生と柏原高校27年卒業生とで構成している柏四会同窓会を、柏原の喜作で行いました。
 今回が最後と決めて、半年前から周到な準備を整えた結果、全国各地から37名の参加者があり、円卓6つが満席の盛会となりました。
 物故者に黙とうをささげ、代表のあいさつに続いて宴会に入りました。乾杯の発声は岩手県から毎回出席の野村節三君にお願いし、85歳の長寿をたたえ合って元気よく乾杯を行いました。
 懇親会の冒頭には和服姿のりりしい芝田八重子さんの日舞が披露され、喝采を浴びました。また、50年前の昭和45年に三友楼で開いた時の貴重な記念写真が回覧されました。老舗割烹の会席料理を満喫しながら、戦後激動期の学制改革によって、3年間あるいは6年間、共に学んだ懐かしい思い出話は尽きることがありませんでした。
 宴がたけなわになると、野村君の発案でマイクを手にして意見発表することに。片道25kmの舗装していない県道を丸タイヤの自転車で通学した体験や、夏の汽車通学でトンネルに入るたびに窓の開閉に苦労した話などが次々飛び出しました。
 最後に全員で柏原高校の校歌を合唱し、名残を惜しみつつ、伝統を誇る柏四会丹波総会の幕を閉じました。(幹事=梅田信和、菊澤貞之、廣瀨幹雄、余田侃三郎、卯野千鶴子、芝田八重子、荻野喜美子、田村瑠璃子)

(丹波新聞)

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