柏原高校を昭和33年に卒業した第10回生の卒業60周年記念同期会を宝塚がんこ苑で行いました。67名の参加でしたが、多くは喜寿記念以来2年ぶりの再会でした。
112名の物故者に黙祷を捧げ、事前に配られた250名余から寄せられたコメント集で情報を収集しての懇親会となりました。国難時にあって酒を交わしながらの同級生の会話は平和なものです。「あれなあ、メガネかけて○○しとったあれ」「ああ、あれかあ、あれがどうしたんや?」。あれで通じます。「○○さん、体調不良で来てないなあ、あこがれの人やったのに」「お前もか、俺もや、○○もふられたらしいわ」。60年前の懐かしい思い出です。
和気あいあい、励まし、励まされの楽しい3時間でした。2次会の聞き飽きたカラオケも、年を忘れてにぎわいました。まもなく人ごとの様に思っていた傘寿をむかえます。健康で、平和に暮らしていける事を願いながらの散会となりました。
(森本敏夫、牧元和永、荻野丹雪、井尻豊幸・記)
(丹波新聞 )