柏原高校コーラス部OB会「柏原高校好楽会」の今年度総会・交流の集いを8月11日、たんば黎明館で開き、昭和29年に卒業した6回生から今春卒業したばかりの69回生までのOBと柏原高校コーラス部員を合わせて65人が出席。コーラスを通じて世代の隔たりを越えた交流を深めました。
総会に続いて、コーラス部員によるさわやかなコーラスと、伝統の混声四部合唱による柏原高校校歌の大合唱で交流の集いが始まりました。
中には卒業以来何十年ぶりかで初めて出席した会員もいましたが、さすがに昔取った杵柄、楽譜を見ることなく数々の愛唱歌を見事に歌い上げるなど、和気あいあいの交流会は3時間余りに及び、来年の再会を約して散会しました。
好楽会は1950年に当時の音楽班の卒業生で発足。これまでにコーラス部を巣立った卒業生は優に1000名を超え、多くの卒業生が今も地域や大学の合唱団などでコーラスを続けているほか、なかには音楽大学を卒業してプロの声楽家や作曲家、音楽指導者の道に進んだ卒業生もいます。
毎年開催している好楽会ですが、昨年から「8月11日は好楽会」を合言葉に毎年、山の日に現役コーラス部員を招いて総会と交流の集いを開いており、お盆の帰省を早めて阪神間や関東などから出席する卒業生も徐々に増えてきました。2020年には発足70周年を迎える好楽会。夢は100人での大合唱です。(事務局・吉見弘文)
(丹波新聞 より)