2025年5月08日(木) | by 本部サイト編集 コメントする

  柏原高校で4月25日までの2週間、昼休憩時間に合わせ、飲食関係の事業所が弁当やパン、スイーツなどを販売する催し「柏高くすのきマルシェ」が開かれた。いずれの日も生徒らが長い行列をつくった。
 生徒会が、生徒への食生活支援と、かつて食堂だった生徒集会室の有効活用をと企画。地域の事業所を知り、交流する機会につなげることも目的にした。
 7つの事業所が代わる代わる“出店”し、パンや焼きそば、ホットドッグ、弁当などを販売した。地域にも一部、チラシを届けたこともあり、近隣住民の来場もあった。
 最終日には、就労継続支援B型事業所「きらめきワーク」が出店。焼きそばのほか、米粉マフィンとプリンを販売した。昼休みに入ってほどなく、生徒が続々と来店し、あっという間に長蛇の列をつくった。
 期間中はほぼ毎日、来店したという吉田すず佳さん(2年、篠山中出身)は、「たまたま、家からお弁当を持ってくるのを忘れた日があって、本当に助かった」と苦笑い。「どのメニューもおいしかった」と話していた。
 同事業所の利用者、本庄和幸さん(46)は、「人気がすごくて忙しかった」、井之上雅一さん(55)は「すぐに売れて良かった」と笑顔を見せた。

(丹波新聞)

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