2022年8月04日(木) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 若者の意見を聞き、まちづくりを考える参考にしようと、丹波市議会が7月28日、ウェブ会議アプリ「Zoom」を活用し、柏原高校生らと市の未来を語り合うワークショップ「丹波市議会☆ミライプロジェクト」を開いた。同校生徒と福知山公立大学生、市議で8グループをつくり、市の交流人口を増やすためのアイデアについて語り合った。「住民と協力して高校生が地域の祭りを運営し、SNS(交流サイト)で市外に発信する」「電車やバスの長い待ち時間に楽しんでもらえるイベントを高校生が企画する」などのアイデアを発表した。
 同校2、3年生24人、同大学生17人、全市議20人が参加。グループワークは大学生が進行し、高校生を中心にアイデアを出し合った。市議は市の取り組みなどを伝えた。
 旧柏原支所で、現在は憩いの場となっているかいばら一番館で開かれているマルシェに高校生が出店することや、市外の人向けに農業や昔遊び体験を提供するというアイデアがあった。市外から来る人が、親しみを感じる空気感が大事と発表した班もあった。
 藤原悟議長は「さまざまな意見をいただいた。意見交換を通じ、新しい丹波市をつくるために頑張りたいと新たに決意した」と話していた。

(丹波新聞)

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