2019年6月04日(火) | by 柏陵ウェブ編集部 コメントする

 5月18日(土)、柏陵会館くすのきホールにて、令和元年度本部総会が来賓、同窓会員約180人の出席を得て開催され、議案のすべてを満場の拍手で承認された。会長からは、会報賛助金振込のコンビニ利用を含めて振り込みやすくしたこと、近い将来を見据えて本部の若年層理事の選出を開始したことなどが報告された。総会では、残念ながら受章会員の出席はなかったが、昨秋の叙勲で受章された会員を紹介し、皆で祝福の拍手を贈った。

 その後、会場をポップアップホールに移して懇親会が実施された。オープニングコンサートでは、氷上吹奏楽団の楽しくも迫力ある演奏に耳を傾けた。

 竹内牧人柏陵同窓会長の挨拶に続き、谷口進一丹波市長、谷敬三東京支部長の来賓挨拶があり、山名靖英京滋支部長の発声による乾杯で祝宴がスタートした。各地から集まった約190人の会員が旧交を温め、和やかな祝宴が繰り広げられた。最後に、傘寿(高校9回卒)及び80歳以上で初めて参加の会員に花束が贈られた。

 締めくくりは、皆で旧中・高女・高校の校歌、そして柏高応援歌を高らかに歌い、仁藤欽嗣阪神支部長リードの万歳三唱で同窓の宴は幕となった。

 なお、本年度は高校33回の皆さんに担当学年としてお世話になり、本部総会、懇親会を成功裏に終えることができた。心より感謝申し上げます。

※残念ながら当日はご出席いただけませんでしたが、昨年秋の叙勲で受章された同窓会員を総会において紹介させていただきました。

併せて、発表が5月21日(火)となった春の叙勲受賞者も、この紙面にて紹介させていただきます。

昨年秋の叙勲受賞者

①荻野確郎さん(高校17回で元公立高校校長)

 県立高校、県教育委員会において、38年間勤務され、養護学校(特別支援学校)をはじめ3校の校長を歴任されました。学校教育および教育行政で幅広く活躍され、その力を発揮されたことにより瑞宝小綬章を受章されました。

②方山さがみさん(高校31回で保育士)

保育一筋38年。主に就学前教育、幼児教育を受け持ち、一貫して子どもが自分で学んでいく環境づくりに取り組まれた功績により瑞宝単光章を受章されました。

この春の叙勲受賞者

③辻重五郎さん(高校第10回で元丹波市長)

長年、県教育委員会・地方機関で勤められたのち、氷上郡教育長を経て初代丹波市長に就任、3期務められた。「心の合併」を謳い、新市の基盤づくりに尽力された功績により旭日小綬章を受章されました。

④矢持章一さん(高校第16回で元公立小学校長)

西宮市、三田市、丹波市(氷上郡)の小学校に38年間勤務。3つの小学校で校長を務められ、校長として児童の「芽」吹きのために力を注がれた功績により瑞宝双光章を受章されました。

⑤粟森清子さん(高校25回で保育士)

市内の保育園5園で計43年間勤務し、現在も認定こども園に勤めている。園児の保育とともに保護者のストレスを取り除こうとコミュニケーションを取り続けている努力により瑞宝単光章を受章されました。

まことに、おめでとうございます。

なお、総会の席で、担当副会長から早々と「第21回柏陵セミナー」の案内がありました。今からご予定いただき多くの皆さんにぜひご参加いただきたいとの思いで、企画(講師依頼等)を早くして、3ヶ月以上も前にご案内することとしました。この紙面で、会員皆様にご案内いたします。

 直前には改めて案内いたしますので、ご近所お誘いあわせご参加ください。

21回柏陵セミナー

日 時 令和元年8月31日(土)午後1時~

  第1部 ブルースハープ演奏

     奏者 足立安弘氏(高校22回卒業 青垣町在住)

  •  1993年 Hohner社主催『全日本ハーモニカコンテススト』銀賞を皮切りに、各種コンテストで優秀な成績を収めるとともに、演奏会やTV等で活躍。半音のない10穴のハーモニカ(ブルースハープ)の持つ本来のシンプルで朴訥な良さを生かしながら、ジャズ等の複雑なラインもできるユニークな奏者として注目されている。

  第2部 講 演

     講師 奥田一明氏(高校29回卒業 芦屋市在住)

  • 大阪デザイナー専門学校を卒業後、デザイン事務所に入社。1991年、日本パッケージデザイン大賞において「ビアンクールバレンタイン商品」で大賞を、「シャンド―レバレンタイン商品」で特賞を受章。その後も、1995年に日本印刷産業連合会長賞、2001、年に山口きらら博マスコットキャラクターでグッドデザイン賞を受賞、2008年に富山県射水市ブランドマーク競合コンペに採用。2003年に「K note」を設立し、ビジュアルザイナー・アートディレクターとして活躍中。

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