丹波市出身の墨象家、荻野丹雪さん(87)=大阪市=が、来年迎える母校柏原高校の130周年を祝おうと、柏陵同窓会(大西伸弘会長)に応援歌の一節「おお柏高」としたためた作品を寄贈した。宝塚市でこのほど開かれた同同窓会阪神支部の総会で披露された。荻野さんは、NHK大河ドラマ「新選組!」の題字、サントリーウイスキー「響」、道の駅「丹波おばあちゃんの里」などのロゴを手がけたことで知られる。
応援歌は現在も部活動の壮行会時に歌われている。
10回生の荻野さんは、同窓会が130周年の準備を進める中で、何かできることがあればと申し出た。これを受け、大西会長の提案もあり、同作品のほか、同窓会報の題字、130周年を記念して作成したクリアファイルの文字やデザインを手がけた。
荻野さんの作品は、校長室や柏陵同窓会館にも飾られているほか、女子バレーボール部のユニホームの文字も荻野さんの作品の一つ。今回、寄贈された作品も同窓会館玄関正面に展示される。
荻野さんは、「われわれが現役の頃はまだ応援歌がなかった。作品としては“おお”に焦点を当て、130年を機に柏原高校のますますの発展を願い、力強く、おおらかに、しなやかさを込めて制作にあたらせていただいた」と話していた。
大西会長は、「柏原高校を後押しし、元気づけるものになるだろう。130周年に向けて準備を進める上で、弾みがついた」と感謝していた。

